【アマゾン】 積木戦略

アマゾンが先進的なサービスを産み続ける基板には
社長以下トップ10数名の上層部からなるSチームの
先見性、その正確かつ綿密さ、それを成し遂げる思い切りにあります


1994年にオンライン本屋として始まったサービスですが
97年NASDAQ上場後も設備投資等にあてるため赤字を計上していました


普通の会社なら投資家はもっと早い時期で離れてしまい
株価も今のようなIPO時の数千倍まで跳ね上がることは無かったでしょう

上層部が掲げるビジョンへの投資家の期待の現れではないでしょうか


アマゾンのプラットフォームと提供するサービスを見てみると
実に精巧に組み立てがされています


普通の会社だと自社で苦労して作ったシステムやノウハウは
自社の財産のように管理する場合が多いと思います
ただアマゾンの強みは真逆の発想にあります


まずは自社システムの開発段階で自社プラットフォームの商品化を考慮して設計されている点

さらにそのプラットフォームの組み立てと商品化の戦略が10年先を見越して
積み木のように綿密に設計されている点です


マーケットプレイス

設立当初リテイルビシネスをサポートする為に開発された
お客さんが目にするWebサイトなどのフロントエンド、商品管理のカタログサービス、支払い等のサービスは6年後のマーケットプレイス (店子サービス)に流用されています


FBA

さらに6年後のFBA(フルフィルメントバイアマゾン)の際には、マーケットプレイスで提供されたプラットフォームに加え
アマゾン自身が開始から10余年で培ったロジスティックスとカスタマーサービスのノウハウを加えて提供しています


AWS

同年に開始されたAWS(アマゾンウェブサービス)では2000年から既に構想があったクラウドに前述のプラットフォームを載せて販売しています


Kindle

その後のKindle, Kindle Fire, Echoへと繋がるデジタルコンテンツサービスは、
Amazon Studioという独自の製作会社によるアマゾン独占作品を加えることでオリジナリティを出しています


Amazon Go / Amazon Grocery

2018年に一般公開された無人店舗Amazon Goと2020年の無人スーパーAmazon Groceryには
2017年のWholeFoods買収で得た生鮮食品の生鮮管理や物流をはじめとするノウハウが生かされています
またWholeFood店舗自体を物流ハブとすることで
オンラインだけでなくオフラインへもサービスを拡大していく構想が出来ています

2020年時点ではWholeFoodsはまだ無人店舗とはなっていませんが
これも近いうちに実現すると囁かれています


積み木

よく見られるような
去年は売上が好調だったから来年は新規サービス拡張するからシステムを今年の予算で作ろう
という発想では無く

10年先の積み木の最上段を積み上げるのに必要なプラットフォームの一部を
今年の上半期でものすごいスピードで完成・運用させる
を絶え間なく行っている先見性こそがアマゾンの強みなのではないでしょうか

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